1 合併の経緯
埼玉県中央部森林組合とこだま森林組合は新設合併し、平成30年10月1日に新たに「埼玉県中央部森林組合」として発足しました。 森林の公益的機能の発揮を図りながら、豊富な森林資源のさらなる循環利用に取組んでいきます。また、組合員への利益還元を図り、森林所有者の協同組織として、その負託に応え得る健全な自立的経営の確立を目指します。
2 組合の機構
名 称 | 埼玉県中央部森林組合 |
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事 務 所 | 本所 埼玉県比企郡小川町大字高谷2466番地4 (旧 埼玉県中央部森林組合の事務所) 支所 埼玉県児玉郡神川町大字下阿久原187番地2 (旧 こだま森林組合の事務所) |
地 区 | 熊谷市・本庄市・深谷市・比企郡嵐山町・小川町 鳩山町・ときがわ町・秩父郡東秩父村・児玉郡美里町神川町 上里町・寄居町(3市8町1村) |
事業の実施計画
1 重点的事項
(1)森林経営計画の作成促進と施業集約化の取組み強化
(2)皆伐・再造林による森林資源の循環利用の取組強化
(3)野生鳥獣等による森林被害対策の取組み強化
(4)効率的で安全な施業の取組強化
(5)安定的な原木供給体制整備への取組強化
(6)加工事業の取組強化
2 指導事業
森林経営計画の中核を担う、森林施業プランナーの育成に努め、作業路網開設・改良を中心とした施業の集 約化、GIS及びGPSを活用した森林情報のデーターベース化を図る。また、「新たな森林経営管理制度」の スタートに伴い、県内市町村と連携し、森林所有者への意向調査や市町村森林経営管理者の受託などに取り 組む
3 販売・加工事業
多様なニーズに対応できるよう加工施設を整備し、販路拡大に努める。また、未利用木材資源のチップ製造 販売、森林認証材の利用促進、学校、公共施設の木造化、木質化の普及啓発活動等に努める。。
4 森林整備事業
施業集約化された森林経営計画を基に、効率的で安全な森林整備事業を実現する、また伐採、植栽の一貫作 業の実施、コンテナ苗の活用など、造林、保育の低コスト化に努める。 皆伐・再造林、利用間択伐事業等を活用し安定的な原木供給に努め、組合員への利益還元の向上を図る。 また、野生鳥獣等による森林被害対策として、捕獲や防護柵等の整備に取り組む。